☆やまちブログ☆(志ろがねの牧だよ!)

ちっちゃな出来事・ビックリ・喜び・
悲しみ・感動…etc
沢山『足跡』残していこう!!

<< 山地酪農の牧山作り | main | 「山地酪農の日陰樹の話」 >>
牧山開拓初期に起きる微生物相の変化
前略、超大型と評される台風21号が過ぎたと思ったら今度は22号の襲来。
「またかよ!」と、嫌になってしまいますね。
今年は本当に雨にたたられた緑の季節でした。

これは天の思し召しで、人にはどうにもなりません。
ただそのまま受けて、次なる一歩を歩むことしかできません。

さて今回は、山地酪農家は知っておきたい初期の事についてです。
広大な牧山を作るには、どうしても時間を掛けなければならない
理由があります。森林だった山の微生物相から牧畜が入っての草地の
微生物相になるのに、時間が掛かるということです。


伐木して日が当たるようになると、シバが元気になります。

それは人の都合ではなく、自然の時間が必要なのです。
5年や10年は掛かりますが、徐々に乳牛が飼える状態にはなるので、
飼養には差し支えありません。

牧山での補食の食い残しや、そこで落とした糞尿から、
新しく草が生えて来ます。地肌が出た裸地に新芽が確認できると、
大変嬉しくなります。無駄な投資無く草地化しているからです。

でも、地力が無いのと、微生物相が森林相のままなのとで、
当初は余り効果は感じられませんが、焦ることなく、
やるべきことを繰り返しやることが大切なのです。


特にクリの木はイガが落ちるので日陰樹にもなりません。
しかし緑の葉は牛が食べます。(笑)

お手本が無く、模索しながらの毎回の一歩ですから、
慎重にでも大胆にやらなければなりません。ただ、
言えることは、確実にやっただけのことは、積算になる
ということです。採草地の草作りが上手なら、
開拓開始から3年くらいで、生産がそれなりになると思います。


太い木を切る時には、要注意です。

開拓の苦しさは、そこまで中々行けないことだと思います。
私のようなド素人は牧山作りも、採草地作りもやったことはなく、
初めての連続で、無駄な時間を人様の何倍もやってしまいました。

でもその経験を踏まえて、今なら最短時間で苦しい開拓初期を
乗り切れる自信があります。

牧山作りも、牛が入って数年してから新しく伐木して草地化するのは、
すでに牛が入っていますので、家畜の糞尿によって微生物相にも
変化が起きていて、糞尿や補食の草から種も落ちていますので、
思ったより楽に草地化が進みます。

これも経験です。何と云っても。伐木技術は、大変な危険を伴いますが、
ベテランです。(笑)一歩間違えば死んでしまうようなことも、
多々ありましたが、神仏のお陰様で、今までは助かって来ました。
ぞーとする場面は多数経験しました。ですから今では木を見て、
どうすればどちらに転ぶかが、シッカリ分かります。


何十年の木の命を頂くことなのです。

又、太い細いに関係なく、木を切った時、私のせいで命を終わら
されることに、済まない気持ちを捧げます。
でも、今からは千年でも繁栄できる草地にして、乳牛と共に歩み、
綺麗な美しい牧山草地にすることで勘弁してくれと願うのです。
ここの自然への約束です。

26日に向上高校(神奈川県)の生徒さんたちが体験学習に来て、
薪出しを手伝って貰いました。頑張ってくれました。
皆さん大変ありがとう!!


夕方になり、暗い画面ですが、明るく頑張ってくれました。
| 頑固オヤジ | 志ろがねの牧 吉塚公雄 | 20:14 | comments(0) | trackbacks(0) |









全ての訪問者:
本日の訪問者:
昨日の訪問者:


▲このページの上部へ