☆やまちブログ☆(志ろがねの牧だよ!)

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スミフジが肉に

   8才♀ スミフジ(フジの子:H15年5月5日生)

8日朝、業者さんに積み出して頂きました。
場所は、岩畜屠場(とじょう:牛では県内唯一:紫波町)です。

屠場の手配をして、家畜運搬車の手配をして、肉になったものを受け取る手配をして、準備完了です。

そして当日。今生のお別れになります。(その時の写真)
最後に食っている草です。

何回やっても良いものではありません。
でも、家畜に生まれたと云うことは、そう云うものなのです。
(自分に言い聞かせる分)それが家畜道なのです。

昔から考えれば、生まれて直ぐに死なれたり、育成で事故で死なれたり。
成牛でも理解できない死に方をされたりもしました。そう云う事故ではないし、健康畜ですから他には何も心配がない分、本当は実にありがたいことなのです。

でも
そして、牛乳ではありませんが、自然活用型の広い牧山に最後まで
放牧されて草を食っていたわけで、家畜らしく、草食獣らしく過ごした牛でした。

乳牛の価値は、牛乳です。乳質なのです。
欠配当時なら、誰も迷わずに飲んだり食ったりしたでしょうが、
今の時代、牛乳の質が厳しく問われています。(体細胞など)

家では薬を使わずに、出来るだけ頑張って来ましたが、どうにもなりませんでした。牛は元気ですが、乳質が悪いと云うことで、今回ツブスことになったのでした。

それでも家で生まれて、8年間(赤ちゃんの時の離乳時以外)は、家の牧山に過ごしたのですから、良かったと思います。昨年の春に種牛のロクロウ君をやって以来です。

家でもお客様が来るともてなしますが、以前は買った魚や惣菜でした。
今は自家用牛肉です。(一部は業者さんに依頼して、山地酪農ビーフジャーキーとして販売しています。/因みに1枚30gで380円です。)

牛乳が美味しいと云われていますので、牛肉も穀物飼料は食っていませんが、赤肉で美味しい筈だと高をくくっています。

使って頂くレストランのシェフいわく、

{部位によって食感がかなり違い、ヒレはさっと焼いてあまり火をとおさずに食べるとかなり美味です!

他の部位もかなりナチュラルでやさしい味わいです。「サッパリして赤身の味が噛めばかむほど静かに広がっていき、軽やかな余韻がなんとも上品で最高」という表現でしょうか。 ただヒレ以外だと噛み応えもすごく、イタリアのフィレンツェで食べたビステッカ(ステーキ)にかなり近くって驚きました!

つまりイタリアンな当店にはぴったりなお肉ということでかなり満足しております。特にイタリア・トスカーナ地方の赤ワインとの相性は抜群です。

また実際に食べてみて、こんなにも穀物で育てられた食用牛肉との違いがはっきりするとは思いませんでした。

食肉の、酪農の奥の深さに心底より頭が下がる思いです。私個人ももっとこれから勉強して、より良い食材をたくさんの人たちに提供でき喜んでもらえる料理人になるべく精進せねばと気持ちが引き締まる思いでございます。}

何とも有難い感想でした。スミフジだってそこまで云われれば、喜んでいると思います。

今までの牛たちに鎮魂も兼ねて、「ありがとうございました!」と
感謝の気持ちを送りたいです。







| 頑固オヤジ | 頑固バカ親父 | 13:45 | comments(0) | - |









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