☆やまちブログ☆(志ろがねの牧だよ!)

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ツキアカリの赤ちゃんと、奇跡の命


ツキアカリの赤ちゃん、ツキオ君の出荷の日を迎えました。

4月9日に産まれて、今まで順調に下痢をすることもなく、懸命におっぱいを飲んで育ってくれました。感謝の赤ちゃんです。ありがとう!ツキオ君です。

家で生まれたオス仔牛は、ひと月かひと月半でセリに掛けられます。
そして肥育農家に引き取られて、約半年後には肉になるのです。

家畜の運命ですから、せめて肉になってからの最後の一切れまで、
「美味しかった!」と食卓に笑顔が生まれて欲しいと思います。

そうなるように、牛に向かって努力するのが農家の役目でしょう。
これを全うさせることを、「家畜道」と勝手に言っています。

牛に生まれたからには、「喜ばれる命であって欲しい」と云うことです。
牛乳も喜ばれ、肉も喜ばれれば、これ以上はありませんよね。


”命”について、先日 なおこさん から書き込みがありましたが、
関連して云ってみれば、人間に生まれた小生が牛に対して、
そう思っていますが、間違えれば逆だったかも知れません。

何のか、ご縁で自分が人間に生まれたのです。時間や空間を選ぶ
こともなく、選べる筈もなく、人種や場所もなすがままに、
なされるがままに生まれてきたのです。

運が良かったのか悪かったのかは、分かりませんが、
分からないなら良かったことにした方が良いに決まっています。

ご縁によって学んだ「山地酪農」に惚れ込んで、
出来るかどうか分からなかったけど、
知った以上はやらないではいられませんでした。

行けるところまでは行きたいとは思ったものの、
貫徹が無理かもしれないと思いながら、出来れば
次代に引き継ぐまでは、何とかやっていたいと
思いながら、やって来ました。

栄養失調になりながらも、駄目かと思いきや、
ご縁でカカ様がお嫁に来てくれて、栄養失調は
解決しました。(救い主か)

それだけではありません。栄養失調にも関わらず、
子供を授かったのでした。この時は、これは栄養とは
関係が無いのかと思いました。(笑)

金と時間が無い中、子育てもしなければなりませんが、
頑固バカ親父はさっぱり子どもに向いてくれません。
朝から晩まで農場のことばかりで、しかも補助としての
労力をカカ様にさせていましたから、おむつなんか
ひどいもので、朝昼晩に変えるくらいでした。

当時の長女のお尻なんか、ウンコヤケでただれて血が出て
しまうほどでした。それでもそれで精一杯の時、
こういう環境の所に授かった子どもだから、
これでも大丈夫な子どもを授けてくれたに違いない。
と勝手な理論付けで納得して、心配もしませんでした。
(今なら虐待で訴えられているかも?)

こう云う調子で忙しさにかまけて、子どもに向いて
あげられていないけど、反省している余裕もなかった
のも本当です。そんな時でも、カカ様は無い時間を割いて、
寝る前に、お話をしてあげていたし、ご飯を作りながら
相手をしてあげていました。カカ様のお陰で子どもたちが
どんなに救われたことでしょう。

バカ親父はお風呂に入れることくらい。後は・・・・?
我ながら、今考えると本当にバカ親父だ!

結局、カカ様に救ってもらった農場だなー!
(何だか涙が出てきてしまった。)
  

云いたかったのは、ご縁で生まれてきた命は、
自分だけではなくて、すべての生き物たちが
生かされている。と云うことだったのです。

赤ちゃんも奇跡の塊ですが、自分も奇跡の塊です。
そして牛も鳥獣草木ことごとくが奇跡だし、
そもそも地球の存在が奇跡ですね。

大切にしたいものです。    草々。

| 頑固オヤジ | 携帯から | 16:39 | comments(7) | - |
はじめまして。たった今、ドキュメンタリー見ました! “山地酪農”のファンになりました!
なんと素晴らしい家族なんだ!と★たまたま付けたテレビにくぎ付けになりました!
沖縄人ですがお嫁に行きたいくらいです^^

これからも応援してます!頑張ってください!!


| いずみ | 2010/05/18 3:13 AM |

いずみ様
コメントを頂きまして、本当にありがとうございました。
沖縄で見て頂いて、そこまで思って頂けたこと、本当にウレシク思いました。

自然な取材で、皆が力むことなくやれましたが、遠藤さんと云うディレクターの方が大変上手に構成して下さった結果です。

機会がありましたら、ぜひ一度田野畑村へお運びください。
| 田野畑山地酪農牛乳 | 2010/05/19 6:39 AM |

テレビで拝見致しました。

何か日本の原風景を見ているようで、自分の子供時代と重なって涙が止まりませんでした。

吉塚さんの生き方がすばらしいのは息子さん娘さんの姿が物語っていますね。

テレビは都会の一部の変わった若者ばかり映さず、こういうすばらしい若者を見せてもらいたいものです。



| 独眼流 | 2010/05/19 12:13 PM |

独眼竜様
お恥ずかしいコメントで恐縮です。
貧乏ゆえの子どもたちだったような・・・?

でもどんなに貧乏でも、夢を失ってはダメだと思っています。
幸い子どもたちのお陰で、今は大変楽になりましたが、給料をもらえない子どもたちでも、夢に向かっているので、些細な収入でも頑張ってくれるのかと思っています。

夢の質にもよりますが・・・。
本当にありがとうございました。
| 頑固オヤジ | 2010/05/19 5:42 PM |

こんにちは。録画していたドキュメンタリーをやっと観れました。いつもの”大家族”の特番かな?と軽い気持ちで観てましたが、”仕事と家族のきずな”と”日本酪農のあり方”という2つのテーマに考えさせられました。私には想像できない御苦労があったのだと思います。”素晴らしい”と思いましたが”まねできない”です。せめて”山地酪農”キーワードは覚えておきます。日本もまだやることがあると。まら牛乳もオーダーさせて頂こうかとも思いました。これからも大変でしょうが是非頑張って下さい。 〜大阪の1サラリーマンより〜
| ボギー | 2010/05/20 6:45 PM |

ボギー様
録画でご覧のご様子。書き込んで下さるくらいですから、本当にありがとうございました。

我々だけではなく、誰しもが懸命に人生を歩んでおります。

色々な壁や岐路に当たり、運が良いか、ご縁があるか、としか言いようがないことで、助かるか助からないかが分かれて行くのは、大変恐ろしいことです。

でもそれは心配しても始まりません。運を天に任せて、開けることが前提で、胸を張って生きて行くまでですね。

自分に与えられた命の時間は、どの位か分かりませんが、恩師に恥じないように生きたいと思うだけです。それは日本の山地の力を、本当に生かす山地酪農の営農方法が、広く認められる為には、事例をもっと増やさなければならないのです。その為に自分の全てを尽くす所存です。

従って授かった子どもたちのエネルギーの全てが、日本の山地酪農の為に向かわなければいけないのです。それは時間がないからです。

いずれにせよ、自分がこの道を志した時から、苦しみの道程であることは予想が出来ました。それに対しては覚悟を決めて前進を信じるしか、行動を支えるものがありませんでした。

今でも初めての経験ばかりです。でも基本的に性格が明るいことと、前進を信じていられることが救いです。まだまだ、道半ばですが、子どもたちと力を合わせて益々頑張って行きたいと存知ます。

暖かいメールを頂きまして、心からお礼申し上げます。皆様もお元気での益々のお幸せをお祈り申し上げております。感謝です!  草々。
| 頑固オヤジ | 2010/05/20 10:12 PM |

初めまして、富士山子と申します。
先日テレビで山地酪農の番組を拝見しました。

小さな頃実家で堆肥を採る為に牛の肥育を1頭のみですが
しておりました。
なので、動物を飼う大変さや出荷される時の命への思い。
小さな頃から感じておりました。

今の社会は何でも効率利益が至上でお金が偉い時代です。
そんな事に絶望しているのに諦めていたのに・・・
そうでない方がいらした事に思わず、スゴイ!

そして宮崎での口蹄疫、仕方のない事とは言え
家畜としての運命を全うできず殺されていく牛達!

今に人間にバチが当たると思うのは私だけでしょうか?

山地酪農で放牧されている牛達の幸福な姿に救いを感じています。

富士山の麓より心から応援致します。

富士山子


| 富士山子 | 2010/05/23 12:56 AM |










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